総量規制とは？

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改正貸金業法の施行で総量規制は2006年に成立して、2007年12月から段階的に施行されていた改正貸金業法は、2010年の6月に完全施行されました。
この法律は、多重債務者が発生しないようにするためであり、借金による自殺を食い止めるために2006年に成立しました。

 

総量規制とは、事業資金や住宅ローンなどを除く、個人の借り入れを1/3以下に制限するもので、年収の1/3以上は借入出来なくなり、50万以上の融資希望者には年収証明書の提出が義務づけられているという法律です。
改正貸金業法の施行の影響で金利の引き下げを余儀なくされた貸金業者は、大打撃となり大手の有名消費者金融でも倒産に追い込まれたところがありました。

 

一方、改正貸金業法が施行されたことにより、多重債務に陥る人が減ったことは良いことだと言えるでしょう。
しかし、その一方では貸金業者が貸し渋りするようになり、しばらくは回収メインで営業している消費者金融もあった為
多額のお金を借りたい借入希望者や、債務者の方がお金を借りれなくて困り果てる事態になりました。

 

 

消費者金融大手の全盛時代は、莫大な利益を上げていた一方で、その裏では膨大な顧客が同業他社から借りては返すの繰り返しで
火の車の生活に陥ったりした為、結果的に多重債務者に転落してしまった人達もいたようです。銀行のカードローンと大手の消費者金融は信用情報機関にブラックリストとして登録されている間はほぼ審査が通らないので借りることができませんが中堅と中小の街金なら審査が甘い消費者金融と言われているの
で借りることができます。